服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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青春の門「英展」

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田川まで行った。 鳥栖の先から飯塚線に入り冷や水峠を越えて、飯塚、そして田川。 冷や水峠もトンネルができ、早くなったとは言え、大型トラックが多く、流れは悪く、遠いところである。2時間近くかかったろうか。 田川美術館で「英展」を見る。 中央展示室に過去の大賞作品数十点があり、今回の大賞・高畠輝子さんの作品もあった。きれいな色使いの女性像。気負い、饒舌さのない素朴な落ち着きが評価されたようだ。審査員の織田広喜氏は絶賛していた。 抜けるような現代感覚は少なく、全体的に内省的、うっ積した人間の業みたいな表現である。 「青春の門」の田川と言う地を改めて思い起こす。 テーマはちがうが、過去に二度ボクの作品もここに掛かったが、同じような印象だ。作品も他県から集まって来るわけで、審査員も変わるのだけど、よそから来る審査員も空港や駅から降りて来るウチに田川に染まっていくようなのだ。 それは各地で催される様々の展覧会にも言えることでもあろう。 次回は炭坑博物館で故山本作兵翁の炭坑絵図を見たい。  とんぼ返りに絵画教室。その後、磁場の集会、そして磁場へ向けての小宴会。