服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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風の断片 美協の最終日

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朝、誰もいない。出かけたらしい。 珍しく、コーヒーが飲みたくなって、インスタントに湯をそそぎ、台所の砂糖を入れようとするが、危うく塩を入れるところだった。 こんなひとときはトップレスがイイ。 用あって、市文化会館に寄る。 中ホールにある100号の黒い絵を、誰がかいたのだろうとしげしげと、じっくりと感心して見ていた。 1990年頃のボクの作品「オデェッセイ」である。 ボクの手を離れ一つの作品として独立して在った。だから客観的になれるのである。おもわぬところでイイものを見せてもらった。しかし、この作品の写真を撮っていないのが気になる。 美協の最終日。作品の搬出にいく。 博物館の普段は車が入らないコンクリートのスペースに車を待機させてた。もう一台がきて隣りに停まった。 そこへ警備の人がきて、あやしい者のように「ここに停めてイイと誰がいったんですか」・・。 はっ!!!、ここでもボクはブチ切れた。まくし立て、「臨機応変にやれよ」と言いはなった。警備員は事務所の方に確認にいく。 毎年やっていることで、既成の駐車場だけでは間に合わないのである。新人の仕事熱心なガードマンであったのだろう。 そこへ別の警備員がやってきて、このスペースに搬出にきた車を誘導し始めたのであった。 4時から撤去がはじまる。M崎くんが電動ドライバーで自身のパネル作品を分解していた。ボクも雨が降る前に作品・「風の断片」をルーフに積んで退散。 展覧会は搬入、搬出とたいへんだ。しかし、どれだけの観覧者数であったのか・・。