服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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時代感覚

 今回の芥川賞「8月の路上に捨てる」を高校野球を傍らに読んだ。 読みやすいと言うより、内容が薄いので、さーっと流して1時間で読めた。 缶ジュースをトラックに積み、街路の自動販売機に補充して回るベテランのバツ1女性とバイトのバツ1若者の会話。 読み始めてパターンが判る。離婚の同姓のこれからどうするの戯言とわかれば後は一気に流す。 選考委員7人の内2人が押しただけの作品。スポンサーの手前該当作なし、はないようである。 ボクの感想以上に的確に村上龍さんが選評をしている。 本が売れないはずである。 まだ、自費出版した柳川のT崎の作品がテンポよアラっぽくアクチュアリティーを感じる。  


K子さんを連れて磁場展にいく。 お客は例年並に多くはないが、Mさん、Kさん、Nさん、Mさん、Jさんが受付に顔をそろえていた。 磁場のことでも書いて芥川賞に出そうか。