服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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田んぼの煙

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  弁当買って漁港にいく。 漁港にはトラックが満杯で路上にもあふれている。 2回目の海苔網入れのようだ。 てな訳で邪魔にならぬよう、この場を去り、田んぼへといく。 影のない曇りの風景にカントリーがグレーの塊となって立つ。 大地から盛り上がった突起物のようでもある。 影がないと言っても影はある。 太陽のあろう空の方が明るく、グレーの中にも影はあるのだ。 小さな畑にいろんなものを植え、手入れしている夫婦がいた。 自分たちの食べる分と親戚縁者に配る分であろうか。 この人たちがいることで、田んぼの風景は生きて見えるようだ。 なのに、傍らで、ビニールシートや屋肥料袋を燃やしているのであった。 だれも来ないような果ての田んぼでも危険物やバッテリーを焼いているおばさんがいた。 町の人間も、ほんのこの間まで、焼却炉で何でもかんでも燃やしていた