「それでもぼくはやってない」を見に１０９シネマに行った。観客は今日も６人。前途多難な劇場のようだな。周防監督にしては、「しこふんじゃった」や「Shall we dace」にあったおもしろさにまったく欠けてた。１０年の休養開けでなまったのか、裁判に全力投球のようだ。裁判制度の矛盾に挑戦したのは、立派だが、映画のたのしさも欲しい。見終わって、外にでて、自分が何かの犯人におもえてきて困った。裁判なんてと他人事みたいに無関心で、何も知らん。しかし、それではいけないのである。国政選挙の時最高裁裁判官の欄があるけど、ついでにあるわけじゃないね。 この季節は潟よりも田んぼがイイようだ。どんどん田んぼが緑になっていく。兵庫のひょうたん公園にいく。夏場は踏みいるのも躊躇するくさむらだが、今は草もなく蛇や虫もいない。大人だけがちらほらと車でやってくる。どんな人種なのか？名刺交換も互いの顔見せも交流もない。子供たちだけで遊びに来るのは危険だな。「スタンドバイミー」は、もう映画と記憶の中だけのものか。
