微熱

今日も春のようにイイ天気だ。額装した水彩画・１１点を家から運び出し車に積む。「いってきまーす」というようなどこかそわそわと誇らしげな気分は、昔から変わらない。作品というもう一つの自分が同居するのだろう。休み明けの柳町郵便局。お客さんがあわただしく次々に見える中、ＮＺのスケッチ１１点を飾る。地元なだけに存じ上げるご近所の方々が多く、早速、水彩画に見入っていられた。明るく広く、また展示用に壁面もつくってあるので、ひとまずすっきりとした展示ができたようだ。過去４，５回、ここ柳町郵便局に作品を飾っているんだけど、かすかな心地よい緊張感はなんだろうね。少年の日のような不安な傾斜はないものの、微熱のような興奮というか・・。