服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ドグマとカオス

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BS hiで「青海チベット鉄道・世界の屋根2000キロをゆく」を見ていた。青海からチベットラサまでの2000キロ、26時間である。徹夜で並んでもチケットが取れないとか、中国人、外国人に大人気の全席指定列車。海抜5000キロを通過していく世界の屋根の景色は圧巻。行って見たくなるが、この人気だとチケット購入もままならぬ。鉄道開通によろこぶも、一方、周りの環境や経済の流れが変化していく。先を読めぬ者は車窓の大自然に埋没し、淘汰されるのだろうか。陸路でしかなかったシルクロードも変わっていく。思い出せば、かつて、日本を脱出した時のロシアのウラジオストックからヘルシンキまでの車中泊の鉄道も素晴らしかったな。


番組途中、長崎の伊藤一長市長が撃たれたとテロップが流れた。暴力はダーティー・ハリーかマッドマックスぐらいにしといてくれよ。アメリカの大學でも韓国人学生が銃を乱射、数十人が射殺されたと。現実は映画で済まないのだろうか。戦争屋、死の商人銃社会、病気、貧困のドグマとカオス。


詫間の漁港にも入れ代わり立ち替わり、統一地方選挙選挙カーがやってきた。漁師さんたちはクールに海苔ヒビの片付け作業をやってた。誰を選ぶのか、誰がなっても同じなのか・・。問題は一向に解決しない。目の前の問題より、新たに高速に大量に生み出される問題。問題よりは「傘がないことが」問題と言う時代もあったけど、その青年たちも爺、婆になってもやっぱり、老後の心配ばっか。世界の屋根にいってみたくなるも、現実は追ってくる。未開、途上の社会にも世界がリンクして、よせばイイのに世界の現実を欲しがる。