服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

黒と白とがコラボするとき

イメージ 1
いつものように空港で広い滑走路眺めながら朝食をとる。朝食の用意がしてあるのに今日もボクらを含め客は3.4人。案内はせかすが、あわてることない。のんびりとしたローカルな空港にしては、やってることはよそと同じ・・?毎度、最後の最後に搭乗ロビーに入るのがK子さんである。そうして、やってきて、またK子さんはボンバルディアで帰っていった。焼かれた田んぼを耕耘機が耕し早くも水が濯がれている。黒い田がじわじわと鏡面に変わっていく。早苗の水田もそうなのだが、子供のころよりずっと変わらないこの季節の感覚が田に水が入っていく瞬間である。時の流れというか、時間を見るというか、田の黒と水の白とがゆるやかにマダラを形成しながら融合していく。理由もなく沸き起こる沈潜の露呈。砂遊びに興じる子供もやがてそこに水を濯ぐ。流れるもの、形変えるもの、壊れいくもの。自然そのもの、人生そのものの遊び。いや、やらねばならない本能の伝達、確認なのかも。