服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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木馬

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ホメロスの大叙事詩「オデッセイ」は大が付く割には短く、たのしく読める。オデッセイの数十年も漂流の旅。かつて、ご近所の医師、詩人のH先生がボクの個展で靴の「オデッセイ」を見て「このとおり、女や娼婦の尻を追いかける話しですからね・・」「・・・?」その後、「オデッセイ」を読み、コッポラの「オデッセイ」も見た。聞いたことのある様々の神が登場する。確かに女の館に囚われもする。映画も本に忠実に創ってあり、二つを合わせるとよくわかる。映像で見る「トロイの木馬」は想像以上だった。H先生も病院をたたまれ、文学三昧だろうか、とんと姿を見掛けなくなった。木曜日ということでトロイの木馬が浮かんだ。酒呑んで寝込んでしまうと奇襲をうけるのである。「クレージー ホース」のニール・ヤングが体を激しく上下に振りかき鳴らすギターも欲望の発露か。