服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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羽化を待つ

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梅雨らしくなった。西日本はこの雨で土砂崩れなどがおこっているよう。「過ぎたるは猶(なお)及ばざるがごとし」。しかし、勝手ながらも、水に浸かった町を見てみたいなどともおもっている。道路が川となり魚が泳ぎ、舟が浮かぶ。昭和28年。各所の大型排水ポンプにより町が大水になることは今のところなくなった。ただ、災害は忘れてなくても、備えあってもやってくる。セミが出ていないかと家の木々を見る。数日前にクマが一匹でただけ、チーチーの抜け殻さえ目に着かぬ。地上近くまでセミたちは来て、羽化の日を待っているはず。