博多駅前

博多駅前でＮ子と待ち合わせ。グループやカップルが次々と嬉しそうに出会い、巷へと消えていく。金曜日の夜なのだ。まぎれ、すれ違うこともない。ケイタイしながら出会うのであるから。ホストクラブの従業員とおぼしき面々が、若い女性に声をかけているが、なびく者はいない。マッチョとファットの二人の警備員が現れ、周辺を監視する。たばこ吸ってた兄ちゃんが注意された。あわてて兄ちゃんは携帯灰皿にタバコを押しこみ「喫煙所はないんですか・・」と聞き返す。「ないよ・・」。兄ちゃんはバツが悪そうにコンコースへ消えていった。博多の事情を知らぬ地方の純情な愛煙家であったのかもしれない。娘らと祝杯をあげ、イイ気分となり、今夜Ｒ子のところに泊まる。