服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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高橋孝inオーチャード

BUNKAMURAのオーチャードホール。「小椋桂&東京フィルオーケストラコンサート」、そこで孝さんも東京フィルをバックに歌うというのでやってきた。入口で事務所の社長さんに会うと向こうから挨拶してくれた。オーケストラ80人でも十分に満足できるのに、後半は睡魔との闘いで、身体ががくんがくんと揺れていたようで、睡魔と陶酔のうちにコンサートは終演した。会場を出るとロビーの机に孝さんとえりさんがCDサインのためすでに座って待っていた。飛行機の時間がないので行列の整理が行われている隙に「孝さん」と後ろからS子さんが声をかけた。孝さんは振り向いて立ち上がり、「やぁ、どうも、歌詞をまちがえちゃいましたよ・・」と第一声。サイン会の始まる前のしばしの時間。充実感と安ど感が同居したような孝さんの表情はステージ以上にはつらつと羽ばたく鳥のようであった。夜の帳が下りたネオンの街を群衆にまじり渋谷駅へ急いだ。 109、スクランブル交差点の群衆、ハチ公広場の恋人たちと流れは絶えない。それを駅ビル壁面にかかる巨大キャメロン・ディアスのADが見降ろしている。