服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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渋谷スクランブル

ハチ公の銅像を横目にスクランブル交差点を渡る。白線模様の空き地が怒涛の人波で埋まっていく。渋谷も昔からあまり変わらない街だなぁ。 109のサテライトで若い芸人2人がパントマイムをやってる。 109から右に東急のBUNKAMURAが見える。通りのどさん子ラーメンに入る。ドジョウの寝床のような店内に白衣のおじさんコックと客の外国人家族がいた。子供連れの外国人が昼食を窮屈な止まり木のカウンターでとるとは、かなりの通のようだ。塩ラーメンを食ってると、前の席にヒップホップ風の兄ちゃん2人が座った。その後ろにトイレがあり、もうトイレには出入りできない。若者と20センチに顔突き合わせラーメンをすする。初老のコック二人もここが最後の仕事場だろう。ギスギスすることもなく仕事をたのしんでいるようす。軽快に中華鍋の音をたたせ、素早く調理する。職人の味のする塩ラーメーンだった。外が涼しいくらい。電車もどこも暖房が利き過ぎている、というか、今日は暖かいのだ。