服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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三日月

高村光太郎の一節”・・刃物のような冬が来た・・”をおもいだした。家を出て西へ歩いた。真西のタクシー会社の天空に下弦三日月がアラビアンナイフのようだ。右の切っ先が”痛い”。三日月をハンモックにしようなんて!・・。あの頃は心まで刃物だった。切通しの上に我らが蒲原マンションはあった。そういえば、下宿屋のおばさんから珍しく年賀状が来ていた。ボクらの健康と未来を願っての言葉が添えてあった。お光・おばさんも寒いですけど・・、お元気で。