服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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阿蘇路

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菊池渓谷を抜けると、目の前にダイナミックな阿蘇外輪山がスペクタクルだ。平野部の俯瞰に空を飛んでいるような感覚。風を切るように走るバイクも多い。大観峰の頂上から五岳が寝そべったお釈迦さまだとか。山々は野焼きの後で、まだ草もないが、わずかに黄色い小さな花がさいてた。彼方の山肌からもうもうと煙があがっていたが、それはニュースで山火事と判明。車と同じくらいさまざまな大型バイクが停まっている。「どうだっ、オレのバイクは・・」といったところ。まるでバイクの品評会である。団塊世代のおっさんのライダーもいれば、その夫婦もいる。それぞれマナーはイイようだ。崖っぷちではドラムスをたたき鳴らす少年がいた。天才少年というのだろうか。阿蘇の峰峰に軽快なドラムスが響き渡る。帰路は小国から中津江村、矢部、黒木ルート。中津江の空地に「お茶でも飲んでいかんね」の看板。その産直売所の「ばあちゃんたちの店」に寄ると、おばあさん4人が立ち上がり一歩前にでてにこにこと出迎えてくれた。照れるなぁ。お茶と5種類の漬物をいただく。タケノコは売り切れでフキを購入。早速家でいただくが、今ならではのお味にありがとう。