服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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雪が降った日

イメージ 1
イメージ 2雪が降ってる積ってる。
ちょっとたのしいような・・。
溶ける前に雪に会いに行かなくちゃ。
道路の雪は溶け車が動いているが、用心しつつ車を走らす。
雪をかぶった漁船を想像して、漁港に行くが、漁港にも漁船にも雪はなかった。
田んぼの雪はなかなか溶けないようで、真っ白である。
家々の屋根もまだ白い。
陽か射したり陰ったり、その間も雪は降り続け、真横から吹き付ける猛吹雪に景色が見えなくなる。
沿岸のビューポイントを見て回り。
内陸部の田園地帯へといく。
真っ白い中に木々や家、土のくぼみが黒く美しい。
雪が美しいのか、黒い陰が美しいのか、絵にするのはさほどむずかしくはない。言わしてもらえば簡単である。
吹雪から晴れ間に変わると、どこからともなく渡り鳥や野鳥、サギらが一斉に現れる。
待ち望むのは人も鳥も一射の陽光ということか。
雪国には住んだこともないのだが、久々の雪にこころは子供にになるようだ。
車道から草地に侵入し車を停めて、しばらく後、今日の所はこれまで、と車道に戻ろうとするが、大きな石に阻まれたように後輪タイやがビクともしない。アクセルを吹かすが、ビクともしない。モニターにスリップの黄色い三角マークが表示されてる。
停車している間にタイヤの溝が雪で凍結。轍も凍結状態で、後輪がスリップしているのであった。
困った。うーんマンダム。さてどうする。JAFを呼ぶか。助けを呼びに行くか。陽はまだ高い。
トランクを見るとありがたいことに、たたんだ段ボール箱が3個あった。
それを割いて後輪に食い込ませたら少し動いた。そうやって段ボールを継ぎ足しして、わずか3メートルの距離を脱出成功した。
4駆であればなんてことないのだろうが、冷や汗と虫歯が抜け落ちたように、
安堵するのであった。