服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ふれあい放浪

イメージ 1テレビを背にしていても、その曲でぱっと振り向く事がある。
そんな内容を盛り上げるようなぴったしのテーマ音楽がけっこうある。
海外の村、町を訪ねる「ふれあい街歩き」もそのひとつである。
「ふれあいは・・」は喋りの役者さんたちが個性豊かに出過ぎることなく上手い。アナウンサーではこうはできない。
表現というものがそこにある。
また、振れ防止装置のカメラがあたかも街を歩く人のしぐさ、目線であるように自然に路地裏などを移動していくのにも親近感がある。
訪れたことのある小さな村や、街のときは心躍り、また行きたくもなる。
吉田類の「酒場放浪・・」もその一つだが、テーマ音楽よりは、古い居酒屋の店主と酔客の風景に誘われる。
「ご当地にはそんな呑み屋もなくなった・・」とぼやきながらも呑みたくなるから風流な番組である。
そうなれば”おもうつぼ”である。
「もっと外で呑みましょう」というスポンサーの思惑に乗りながらも、憎めない風景に、こちらももう一杯となる。