服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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カチガラス

イメージ 1
イメージ 2今年も前のお屋敷のモチノ木にカチガラスがりっぱな巣をかけた。
巣作りをまったく気付かなかったのは、不覚である。
2羽があたりをうかがい入れ替わりたち替わりであるが、内部をみることはできない。卵があるのか、雛が居るのかさえも・・。
親鳥は声を発さない。
ハシブトカラスもすでに知っているのか否か、姿を現さない。
昨年はカラスに襲撃され巣だけがのこったようだが、秋の剪定で庭師が取り除いた。
天然記念物とされながらも近年は激減している。
電気事故防止で電柱からは追われ、田んぼや農家からも背の高い柿木なども排除され、また農薬による小動物の減少が考えられる。
できることなら巣の傍に小型カメラを備えて様子を観察したいものだが。
佐賀平野からぱったりカチガラスが見えなくなった現在、貴重な生育の風景である。