老人ホームの運動会を見に行った。
外は晴天だが室内の運動会である。
カラフルに万国旗、入場門、旗などが所せましと飾られ、○○行進曲などがながれ、外である運動会と変らず、こちらもウキウキしてくる。
ただ、赤組、青組、白組のハチマキをした選手の皆さんが車椅子であるということ・・。
車椅子が一堂に並ぶの風景は見事である。これぞ老人力の迫力。
スタッフだけでも30人くらいはいる。
生け花ゲーム、着せ替えゲーム、パン食い競争がのろのろと白熱する。
応援合戦の替え唄もあっらりで、学生服姿の老人男女とはっぴ袴の若い介護師さんとちがはっぴ袴でドンドンパチパチ。
家族との触れ合いゲームは二人１組の「でかパン（ツ）ゲーム」にS子さんも参加する。
平日とあって家族の見物は少ない。
ひそかに華々しく施設の中ではいろんな楽しいことがおこなわれているのである。
白組の定婆ちゃんもパン食い競争で張り切ってがぶりと一等賞。袋噛み切って、そのまま、むしゃむしゃ「おいしいです・・」よ。
パン食い競争で食い意地はった白組がディケアの青組を大逆転して優勝。
定婆ちゃんは、ボクの名前も存在もすぐにわかって元気であるが、終始目が赤い、鳴いているようでもある。
遠い日の子供心にもどっているのだろうか。
差別ない社会でなくてはならない。
、珍プレー、変プレーのおかしなおかしな2時間のワールドでした。
職員、スタッフのみなさんありがとうございました。
