服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ミヤザキ・ケンスケ作品展

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クリニックの絵画を終え佐賀玉屋へいく。
玉屋に入るのも何年振りか・・。
6階催し会場で「ミヤザキ・ケンスケ作品展」[(10月27日(水)~10月31(日)]を見る。
ミヤザキさんはNHK BS2の「熱中時間」の背景画をライブで描いてた32歳の新進アーティストで、ご存知の方も多かろう。
カラフルな作品が入口から会場までいっぱい。
お花畑のようにうきうきします。
奥の壁面で宮崎さんが公開制作中であった。
声をかけたら振り返り「お久しぶりですと・・」驚いた顔をした。
高校時代以来であるけど当時のミヤザキさんをボクは知らなかった。
まだ1年生であった。
バルーン、唐津のくんち、吉野ヶ里、七賢人らをぎっしりと進行中である。
こんどの日曜日には完成の予定である。
おしゃべりしながらも彼の手は休まない。
NEOカラーやアクリル絵具ででどんどん描いていく。
「看板ですからね・・」とミヤザキさんは謙遜するが、「Paint it Project]はすでにコンテンポラリーアートである。
世界をつなぐ子どもたちとの輪は新たな地平に向かうアートである。
11月にはケニアに渡り、現地の小学校で壁画を制作するという。
その資金集めも兼ねた展覧会。
その原画を5000枚にカットした5000ピースやグッズらの販売もある。
新たな未来へ方向性を手さぐりで突き進む姿はイイ。
応援したくなる。
このタイプは佐賀にはいなかったし、日本でも珍しく貴重なアーティストである。
北高芸術コースからぽつぽつとユニークなアーティストが生れている。
金子剛先生の熱意が今実ってきたとも言えるだろう。
それだけにみんな素朴で魅力的な人間である。
佐賀のみなさんも応援しましょう。