服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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草茫々通信3号

「「草茫々通信3号」をいただいた。
1部/佐賀県の炭鉱と戦後文化運動
2部/炭鉱の子どもたち 絵と文 安永健次郎
¥500+税
炭鉱があったころの各地の文芸運動である。
映像としてはいくらでも見ているのだが、今日の姿とはとうてい結びつかないのが、本音である。あんな時代があったのだ・・と言うぐらいの。
すべてを同じように、現代の人々は処理していく。
もう、それ以上言うなよというような・・。
ここでも作家のみなさん、当時の労働運動、文芸運動を角度を変えてさらっとすくってあるように見える。
草市潤さんの「ある紙芝居屋の日々」もそうであろう。
前略「~私が体にしみて春夏秋冬を生きたのは、この紙芝居屋をした数年間だけであった。炭鉱の~」攻略。
と言いきってあるのには、ふむふむ。