服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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子供より自由なピーター

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「 押忍!手芸部 と 豊嶋秀樹」「ピーター・マクドナルド: 訪問者 ディスコ」「モニーク・フリードマン展」などが開催中。
エキセントリックなファッションの押忍!手芸部の部長がミシンを小脇にレコード盤を縫いながらピックでギターならぬエレキミシンをギュワーン、 ギュイーンと「みなさんにはうるさいかもしれませんが、音が出るのもたのしいものです」と弾きまくる。
「うるさくないよ。おもしろい。コノヤロー」
巨大テントに扇風機くっつけて、内部のビニールが膨らむかとおもえば、軍手を使って様々なグッズを製造する。それもエレキミシン弾きながら・・。
何でもかんでも作っておもしろがってる。そこに共感もある。
ピーター・マクドナルドのディスコはこれまたおもしろいたのしいばかり。ギャラリーの壁面がすべて光学的カラフルポップにペイントされている。
うーんと唸るような鑑賞はなし。観客がディスコ空間に取り込まれ身ぐるみはがれるみたいにカイカーンなのである。
それにピーターの部屋だけが写真、ビデオ、接触もOKと先端を行ってる。
若いイギリスの作家だそうだが、もう一度生まれ直したくなったよ。
市民ギャラリーでは海外と交流する小学生の大作品がたくさん展示してあるのだが、型にはまった不自由な絵に見えてしまうのであった。
出口で教師らしき人たちがそのカレンダーを買うよう勧めるのであるが、
そんなことよりもっと自由はつらつな図工やってよと先生に言いたくなったが、あほらし・・。
大人のプロがいつまでも子供なんだねと・・。