服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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陸前高田

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陸前高田行きのバスは1時間後であり、時間が惜しくタクシーに乗る。
これがよかった。
いくつかのトンネルを抜け「ここからが岩手です・・」と運転手さんは語り出す。
いろんな意味でこちらの気持ちを察するような気配りと震災を通しての気持ちの変化などを散りばめガイドしてくれるのであった。
美しいリアス式海岸の村や町が壊滅している。南無阿弥陀仏
「ここが高田です・・」と何もない荒野に停まった時には唖然とし言葉もなかった。
美しい湾を前に広大な高田市があったのだろうが、人も駅舎も病院も図書館、博物館、市民会館、警察署、幼稚園、小中高学校、ショッピングモール、コンビニ、飲み屋、レストランもなにもかもが消えている。海面がそのまま陸につながったような平地である。
テレビで見聞きしたのは何なのだろう?だから「私たちも今はみなさんに見に来て欲しいんです・・」と。