服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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田植えのころ

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いまにも雨が降りだしそうで降らない。
田植えの準備も進んでいる。
山間部は田植えも終わり、平野部から海岸部へと移っていく。
ご当地では空梅雨でも水の心配はなさそうで、海側の有明佐賀空港周辺でも田に水が入れられている。
人が手で田植えしていたころと比べれば、農作業も大変な変わりようだ。
祭りのにぎわいもなく、田植えもたんたんと、あっという間に終わるようだ。
場所によっては、除草剤がくりかえしまかれているのだろう、枯れた草の中から新しい草が出てきては枯れ、また新らしく出てくるの繰り返し様。
冬と夏が喧嘩しているように痛ましい風景を呈している。
枯れ草の部分もやけど大やけどとさまざまな枯れ色ぐあいで、小麦色なんていってる場合ではない。
不条理な虎刈り、虫歯、まだらはげの田園である。
わずかにトンボがいるけどギンヤンマはまだ見当たらない。
ギンヤンマも増えたかとおもえば、また減っていくようである。
海をきれいに、保護のもと、やっと干潟には大きなムツゴロウがうようよ。
蛍も飼育、保護、環境保全の繰り返し。なにがいけない、悪いか?など問いただした瞬間から人は生きてはいけなくなりそう。
矛盾と不条理の人間界・果てしない地球の悪夢。