夜、「そちらに向かっているから・・あと８分ぐらいで着くから」とKちゃんからモバイル。
コンピューターの仕事とスーツ、ネクタイを返上した普段着のKちゃんが車から白菜と大根をどっさり降ろした。
仕事は昨年暮れに辞めたとのこと。
知らなかった。
「百姓しよる。農薬使ってないから虫がいるけど、うまかばい・・」
ホント白菜からテントウムシが出てきた。
しかしずしりと思いりっぱな白菜である。これは、うまかろう。
車じゃなかったら一杯やるところだが、今宵はお茶けで。
パソコンも封印した。世間とどれぐらいズレるかも興味だよねと言いつつ、人間国宝展の感想に続き百姓の話、そして民生委員にもなされてしもうたと、その大変さをおもしろおかしく熱演するのであった。
高校時代のようである。
知らない社会をまた少し知ってしまった。
ヒマになるどころか、人生をたのしんでいるね。
わざわざありがとさん。
