服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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軍艦島かポンペイか

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雨降って稲刈りできずだろうが、朝にはやんでいた。
曇天の空ではある。
高速で長崎へ。
長崎湾を一望にする稲佐山のレストランで昼食をとり、
長崎の突端、野母崎に向かう。
時間に遅れたがB場船長は漁港の綱止めに座って待っていてくれた。
漁船に乗り込み出発。
野母崎港をでると軍艦島が見える。
10分で軍艦島。そして上陸。
廃墟であり不気味である。
どこか昨年3月に訪れた東北大震災の惨状に重なる。
しかし、ここで生活していた人々の声や町に賑わいが聞こえてくるよだ。
廃墟となったビルの階段を誰かが下りてきたとしたら・・とか、
心霊的なことも考えてしまう。
子どものころ野母崎から野菜を売りに行く親について行ってたと当時を知る船長は
話してくれた。
映画館もテレビもあり、スーパーみたいな店にはいろんな食べ物があった、自分らにはとても買える値段ではなかったと、イイ暮らしぶりであったらしい。
しかし、それも地獄の石炭堀、苦難困難の裏返しの隔離島みたいな背景も感じてしまうのではあった。
 
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