服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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野菜いろいろ 人生いろいろ

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「野菜を収穫したので、取りに来ない?」と神崎のKくん。
車で25分、神崎のはずれの川と川に挟まれた風光明媚な小さな集落である。
K宅に着いたところで、路の向こうからK君が手提げ袋を提げて帰って来た。
民生委委員であり一人暮らしの家を回っていたという。
ぽかぽかといい天気である。
そばの畑にモン白、モン黄、の蝶が春のように戯れている。
小屋の軽トラに野菜が一杯。
それをぼくの車のトランクに移す。
レタス。大根、ニンジン、白菜、カボチャ、ブロッコリー、大ねぎ、小ねぎ、サツマイモ、イモの子,ホウレンソウ、冬瓜、ピーマン、
春菊など、大量である。
畑に案内するということで、あちこちに点在する畑を回るが、本格的である。
ビニールハウスにはイチゴと小葱が育っている。
別の畑では、試しにジャガイモの株を引き抜くと、大量のジャガイモが育っていた。高菜、ごぼう、シャロット、(珍しい)真っ赤なミニ大根。
虫に食われてはいるが、それが自然な農法。「虫にも食べさせないとね。」
虫がいるということは、イコール安全、おいしいということである。
引き抜いた収穫物も全て車に積んだ。
田んぼのど真ん中である。
「こんなことを人知れずやってるわけよ」
「パソコンもインターネットもすべて捨てった」
「仕事が、あれ(定年までコンピューターの管理)なだけに、もうしたくなくなった。新聞とテレビで十分よ」
と言わせるだけに畑を広げ、たのしんでいる。
根っから好きなんであろう。
生活のためでもなく、農業というよりは、土や野菜と戯れるガキの心境のようだ。
道の駅などにも出しているという。
人生いろいろです。
来週からは、大豆狩り、そして、麦蒔きと続くそうである。
野菜がいるときは、ここに来て勝手に採って行ってイイ」と許可ももらった。
ごっつぁんです。