服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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バスキア BASQUIAT

 

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    無題(1982) 2017年ゾゾタウンの前澤友作氏が123億円で購入した

http://ivorylamb1.sakura.ne.jp/moribijyutukan.htm スケッチ7点

バスキア展(森アーツセンターギャラリー F52)。

入場者が多いと聞いて、コンビニでチケットを買ってよかった。10分待ちで入れた。

野性的な迫力がみなぎっている。抽象表現主義やポップをひきずってはいるが、

全くの別物である。子供のままのように社会への怒り、問題を突きつける。その様が絵

画っとなっているあたりが、今日、エネルギッシュにさわやかである。

子供を連れた親子の鑑賞者が多いのもイイ。

(スケッチをしていても監視員の若い女性たちも見て見ぬふり。メモ(スケッチ)をするには入場口で規定の筆記用具を借りなければならない。後は見る人の邪魔にならないよう鑑賞者の流れにのる。空いてる場合はたちどまることもあるが、ただ素早く描くだけである。エキサイトな快感。監視に慣れすぎた監視員は極度に反応して「危い」とか「著作権」とか口にする美術館も少なくない。

地方の美術館においては筆記用具が何であれ、自分のペンで描いていても何も言わないところも多い。大いに結構である。過去に液体をかけたりナイフで切りつけたりの事件があって、基本液体系のペンはダメで鉛筆ということになる。借りた鉛筆は出口で返却するが、忘れた持ってか帰ってしまったことも多い。たくさん貸し出す美術館などは鉛筆に美術館名が張り付けてある。持ち帰ってイイような矢じりタイプの鉛筆を貸すところも多くなったが、普通の鉛筆がイイ。消しゴム付きの鉛筆を貸してくれるところも多い。)