服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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山の蕎麦屋さん

<障子から>
「遊山」。仁比山と広滝の中間辺りにある蕎麦屋さん。城原川沿いの丘にある。天井の高い和風木造の家。
分厚い松の長いテーブルが入口から奥まで続き、開かれた障子戸からはその時々の季節が見え、景色と一体となるような蕎麦の美味しさがある。
☆さて窓のようで窓でない。ガラスは割れる。障子は破れる。開いた穴ににガラスを張るか和紙を張るかである。野生動物は自然と共に自然に生きるが、人はとりあえず自然を遮断するものを必要とする。雪山の登山家、ひたすらとキャンプをする放浪者。人と自然の関係が人が抱く夢や希望への空間の入り口にもなる。