服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ジュリアン・シュナーベル

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バクに寄るとつんちゃんがいた。 1時間ほど映画の話をして帰る。  


その夜、シュナーベルの「夜になるまえに」を仕事しながら見る。 ジュリアン・シュナーベルの作品を見たのは「美術手帖」1983年07月 Vol.512の特集であった。 「皿の上の絵画」皿を張り付けた異様で巨大な画面に衝撃を受けた。 ボクよりちょっと若いが、20代に皿の絵で一躍有名になった現代美術作家である。 その彼が1996年には麻薬により1986年27歳の若さで亡くなった「バスキア」の映画を撮り、2000年にはキューバの亡命作家レイナルド・アナレスの純粋にも壮絶な生き様を書いた「夜になるまえに(BEFORE NIGHT FALLS )」を映画化。 「バスキア」もそうだったが、アーティストだけに映像美がアートである。 「夜になるまえに」はカストロ政権に弾圧されるホモ社会とアメリカに亡命したホモの結末。ホモホモホモ。もう一度見直してみなけりゃ。