服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

tomatotiger8.sakura.ne.jp

南阿蘇へぶらり

イメージ 1
午後、佐賀を発つ。すごい豪雨で高速を止めようかとおもうが、「イエーッ」と八女インターに乗る。どころか、ほとんど雨には遭わず、熊本にいくにつれ晴れて来た。いつものように益城インターで降り、西原、風車が並ぶ俵山、トンネルを2つ抜け、久木野へ。「久木野の郷」の広い食堂で一人、ざるそばをいただく。窓から阿蘇五岳が見える。久木野から、隣り町の高森へ向かう。昨年、オオムラサキを採集にきたところである。夕方、高森に着き、地図と現実の距離感のズレに迷いながらも、ルートから外れた林の中に目当てのペンションを見付ける。洋風のかわいいハウスである。しかし、他に車もなく、人気もなく、静まりかえっている。庭の小径を歩いて玄関のドアを開ける。狭いロビーに小さな照明がいくつも灯っている。正面のカウンターには人がいない。ベルをチーンと鳴らすと、奧からハイッと女性の声。50代の女性であった。愛想なく部屋と風呂の場所を告げ、キーを渡すのだった。他に客もいそうにないし、大丈夫だろうか、えらいところへ来たもんだ。「サイコ」じゃないだろうな。二階の角の部屋で窓が2つとベッドとテレビ。窓からのヴィユーも木立の上にちょこっと根子岳が見えるだけ。想像していた森のペンションと大違いだ。これは、まずいと明日予定していた白川のペンションをキャンセルし、南阿蘇休暇村に変更する。こんなところで、地下の風呂に一人入るのも気持ち悪く、ペンションを出て、高森温泉にいく。高台にあり景色もよく、七山の「ななの湯」のような温泉であった。食事に高森の街へ出るが、意に叶食道もなく、スーパーで、ビールなどを仕入れて、もどると、、ペンションがイルミネーションにライトアップされ、お菓子の家のように美しかったり不気味だったり。ビールやりながらテレビ点けると、「・・熊本の今夏のニュースの総集編・・」をやってた。ビートルズのBGMに乗せて潮谷知事が何度も登場していた。U川ちゃんの姉さんなんだよな。