服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ポロック クリムト

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クリムトの名作「アデーレ・ブロッホ=バウアー機廚鬟縫紂璽茵璽の大富豪が購入。美術作品としては、史上最高額の1億3千5百万ドル(焼く155億円)と聞いて驚いたばかりだが、今度はポロックの作品「NO.5,1948」が一億4千万ドル(約163億円)で売買された、と各紙で報じている。ポロックの作品なら不思議じゃない。ゴッホピカソは時期を過ぎたようだ。売買によって作品の価値、美術史はつくられていくと言っても過言ではない。骨身を削って血がにじむおもいで作者が生み出した表現スタイル=概念を君臨さすものが、やはりお金なのだ。だから、底なしにおもしろく、止められない要因でもある。井の中のカワズで「どうの、こうの」言ってる日本の現状は論外。60年代、牛ちゃん(篠原牛男)たちが、何の方策もないままニューヨークに渡った受難の時代があったのだが、今はニューヨークの画商が日本の若いアーティストを狙っている時代。牛ちゃんでもなく、若くもないボクとしては、指をくわえていてイイはずない。