服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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カワゲー

 大型の祭りも終わり、慎ましい普段の日常にもどったかに見える。「市内の川でシジミが採れる・・」と地元紙にでていた。2時間でバケツ一杯。多布施川沿いの人でシジミ汁にして食しているとか・・。 確かに川はきれいになってる。 歓楽街のどぶ川も今じゃ砂地の澄んだ小川。 季節はずれのアメンボウの大群がいて、川底にはタニシに代わってニナが群棲している。 ニナは地元ではホージャーといって、かつては子供のおやつであった。 また、ホタルの幼虫の食貝でもある。 となると、「ネオン街にホタル」と想像するが、まだ、夜の蝶が多い。 ニナは生息しても、草や葦もないコンクリートの護岸ではむずかしい。 ホタルに限らず、水はきれいでも昆虫には棲み難うございます。 きれいな水とは魚も水生昆虫も昆虫も人も生きれる水のこと。 まだ、シジミを採って食す気にはなれぬ。 シジミ、高価だからね。 子供のころは、「カワゲー」の売り声で、毎朝、食したのに。