服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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パーフェクトな空

アトリエが物置になったとおもってたが、作品がたまり続けていたのである。売れない作品がね。かといって、人にやるわけいかぬから、捨てるしかないのだが、それが難しい。整理翁のS田さんにやってもらおうかな。その時はそうおもえなかった過去の作品もイイ。


 今日もクシャン、ハクション コンチキショと兵庫の田んぼでクリークを描いてた。変な爺たちが車でうろついてる。ホモでもあるまいに、ひなたぼっこ倶楽部にしてもおかしい。雲一つなく空が抜けてた。なのにヘクション。 OZが「パーフェクト」と感嘆した空だ。底なしの空もスクリーンを張ったように青いから底はあり、漆黒の闇のうような恐怖感とは無縁だ。視力がブッシュマンになったように風景がクリアーにハイビジョンだ。ブッシュマンと言えば、一部の運動かが差別用語だと「コイ”サン”マン」と呼ぶように、としたようだが、ブッシュに住む現地の人々は自ら「ブッシュマン」と言い、”サン”を嫌う、とボツワナ帰りのK賀悦ちゃんが言ってた。だから、ブッシュマンでイイのである。湿気のない澄んだ空気の中では、視力も上がろう。同時に動物の視力も上がる。湿った日本では原色もトーンダウンで鈍より。しかし、鉛色の潟もずんべらな田んぼも今はゴッホの絵のようである。悦ちゃんボツワナのメモリーの個展するけど、強い色彩だろう。5時に柳町郵便局に寄り片付け。梅雨がくれば、ボルテージも下がり、自然も鈍より、今のうちだね。