服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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空想

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漁港の水もぬるんできたのだろうか。水蒸気が遠景を霞める。上着を脱ぎ捨てぽつりぽつり。春の予感にはまだ早いが、確かに土手下の田んぼは萌え萌えいずる。畑の野菜の手入れも気持ちよさそう。ここでばったりとポロックさんに会ったなら。そんなことを妄想したらきりがない。でも、人は予想もしない場所に現れる。漁村の娘が都会で愛人やってたり、都会のマンションに住む男が漁村にたたずんでいるとか。お話の世界だけでなく、現実に起こっていることになのに、遭遇するのも希有なもので、また、その多くが、気づかないですれ違ってる。犬にウンコさして、それを見ているボクを睨みつける男がポロックのはずもない。まあ、一人でいるには十分な空想の漁港だ。