服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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不透明ブルー

ボクの仕事場に寝泊まりしているK子さんは外国にいるみたいと言う。高い天井にキャンバスがあったり大きな窓。和風ではないな。


限りなく透明に近いブルー」(1967年 監督:村上龍)を身ながら、おもいだした。当時、それに主演したMKさんが、あるテレビ番組で、「訳の判らぬ、ひどい映画・・(?)」と吐き捨てた。主演しといてよくも、はっきりとものを言う俳優だナと思わせられた。そのせいか、本は読んだが、映画は見ていなかった。今回テレビで見たのだが、確かにつき合ってはいられないけど、最後まで見てしまった。中心がなく、下手な未熟な役者と台詞ばっかし。いいカットもあるが、台詞、られつで間がない。ハシシとセックス、自由奔放な悩める青春群像も結果的にはウソっぽく、興ざめする。所詮、歳を取ろうと男と女がやってることはあんなものだが、本にして映像にまでして何を言いたいのかな。それでも、主演者二人は結婚して、離婚してと現実のドラマ。たんたんとした現実にこそリアリティーはある、と判ったまで・・。