服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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甘木越え

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いつものように小郡を通って甘木にいった。旧市街の手前に郊外店がぎっしりと並ぶ。郊外店通りをそれたら甘木の市民会館にでた。ここには図書館などいろんな施設が集まっているいるようで、街の中より人々が多い。密かに勉強や趣味の学習が行われているようだ。甘木美術協会展の垂れ幕があったので、階段を上がりその一室をのぞいてみた。シーンとして、ボクの前に鑑賞者がやってきた気配もない。受付のおじさんも諦めと退屈をいっしょにしたような顔で、いきなり「お名前をお願いします」と芳名帳を示した。日曜日だというのに何人が見に来たのだろうと他人事ながら心配になってきた。部屋に展示ボードを立て日本画、絵画、書道の作品がこぢんまりと飾ってあった。垂れ幕を見ても、2階にあがってまで、誰も地元の美術展など見に来ないという風に見てしまったのだが・・、おじさんはしきりに芳名帳をめくって目を通しているのであった。甘木から筑後川の土手を上った。筑後川麦秋の風景が広々として気持ちいい。ぼーっとした頭にはイイ薬だ。土手の上から彼方に朝倉の三連水車が見えるが、まだ回っていないようだ。その近くに甘木市民公園がオープンしたようですごい人出である。産直販売店や飲食店は大繁盛である。公園内にも真新しい三連水車があるのだが、モーターで動かしているだけに興ざめ。新しい名所になれるかどうか?これからだ。小郡でキリンビールのポピーの園に寄る。小郡の金づる。ビールも売れるだろう。