定婆ちゃんの庭にほったらかしてあった植木鉢にランが咲いてたと薄赤紫の切り花をＳ子さんが持ち帰ってきた。ガラスの花瓶に挿したら凛としてきれい。水の入った部分がレンズとなり茎が屈折するところも美しい。その辺りを以前は結構描いたものだが、花などトンと描かなくなった。トンとお膳に置かれたランが「描いたらっ」と言ってるみたいだった。潟や田んぼもおもしろなかろうとＳ子さんがし向けたきらいもある。そこで、ブランディーにタコ刺し摘みながら、「簡単さ」と大見得きって描いてみた。花の数・１５個、それと花瓶を１時間以内に着色まで終えた。大口でなくてよかった。サインの下にfoy Setsukotoと記したが、気づいたかどうか。本人さんパソコンに向かい日課のブログに書き込み中。
