服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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川崎

午後には雨の川崎にいた。想像していた以上にマンモスタウンである。物凄い人の波、路地裏には呑み屋がびっしり。路地裏に活気がある街は町も元気のようだ。東海道の宿場町だけに、古き良き時代ものこっている。臨海工業地帯のスモッグの町のイメージからは遠かった。今だ知らないところは、プサンにしろ戦後の荒廃したイメージでボクの場合止まっており、その落差に驚くばかりの浦島である。だけにいろんなところへ行ってみたくなる。川崎駅に隣接するミューザ川崎にて「邦楽スペシャル」がある。客席が広いステージを裏側まで囲み、西欧の教会のように高い天井である。コンサートホールの新しいタイプの設計である。邦楽の諸先輩をバックに高橋孝さんはいつもより緊張気味だったのか、100パーセントじゃなかっのでは・・??と聴こえた。いつものことだが、遠く暗くスケッチも苦労するが、今回は端の席で気兼ねなく5枚を描いてた。終演後、出会ったご婦人方と路地裏のお店でご一緒し、感想などをお聞きした。ボクとしては今ままでのコンサートの中で高梁が最高だった。女性とおもえど、けろりと呑まれる方々で、店を出たのは2時を過ぎていた。雨の中それぞれの寝ぐらへとお別れしたのであった。