服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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最高の人生の見つけ方(THE BACKET LIST)

まだ酔ってる。映画のポイントがたまっていたので109にいく。「最高の人生の見つけ方(THE BACKET LIST)」ニコルソン、フリーマンとくれば見ても見たくなる。バケツ一杯のリストというのだろう。癌を宣告された余命いくばくもない二人。現実はあれくらい漫画的なのかもしれない、が・・そのむなしさを脚本は書ききっていないようにおもえる。そこを超えてこそ映画の力であろうが、終始老人たちのやりたいことにつきるのであった。その深さはまだ「羅生門」「暴行}を見るがよし。「スタンドバイミー」がよかっただけに監督ロブ・ライナーにも惹かれたのでのであったが、残念、途中睡魔に襲われすやすや。ニコルソン、フリーマンの演技を見るならよし、そうでなくば琴線に触れるものはなにもない。従来の黄昏老人モノと異にしたのだろうが、単に逃げてるだけの映画である。館をでても酔いは覚めず。