服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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よそわし

もう寒風が・・。ミカンの葉にアオムシ一匹。ほかの3匹は何処かへいってサナギになただろう。食べかけの新葉の上で、触ってもじっとしている。最後の新葉も硬くまずいのだろう。エネルギーの消耗を抑えているのだろう。太陽が出て暖かくなるのをこうやって待つのか。このまま暖かくならなきゃ、葉のある枝へ移動もできまい。ところが、東与賀の河原では、モンシロチョウが群れてた。 100匹ぐらいが草原を乱舞。異様な光景である。通りかかった麦わら帽に野良着のおばさん・3人。「ほら、見てんしゃい、あがんもチョウチョの飛びよっ」「ほんなこて、よそわしかねぇ・・」「なしじゃろかね、今頃・・、よそわし・・」気色悪い、異様、不気味、驚異とも微妙に違う「よそわしっ」がひさしぶりに聞く佐賀弁であると同時にこの情景を見事に表現している。