服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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白水会展

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イメージ 2水彩画会の佐賀支部展。
出品者45人、作品数はその倍ぐらいあったとおもう。
ほとんどが御婦人方である。
できる限りに丹念に描いてあり、一点一点見ごたえがある。
男性は数名である。黒いリボンの付いた故真子達夫さんの水彩画「生きろ」があった。
フラワーデザインのAさんとM御婦人とばったり、出品した作品を見てくださいということで、あらぬことをごちゃごちゃ。さらに迷われたのではなかろうか。
イメージ 2水彩画をやる人たちが増えたものだ。
かと言っても、純に透明水彩ではなく、アクリル、厚塗りの不透明水彩画である。下地を下地剤などでハードに作ってあり、透明感、余白、塗り残しの美しさとは皆無。油絵の領域に入ってしまっているし、もはや境界はないものとみた。
最高齢の副島高行さんが過去の作品「埋もれ舟」ではあったが、透明水彩ながら、強さと重厚さを真正面から表してあった。
油絵をやってるボクとしては、透明水彩のスリリングな切れ味、抜き差しならぬ一発勝負を見たいところである。