服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ミッドナイト ジグザグ

イメージ 1夜更かしは常ではあるが、個展やグループ展などが近付くと、なにかとただならぬ真夜中状況に陥るのも常套である。
2月2日からの「さがの伝説展」は村岡屋さんの企画展であり、作品もすでにそろっており、広報においても広告代理店が各種印刷物の準備を担い、作者はなにもしなくてよいというところだが、そうはいかないのである。
時間だけが変わらず確実に進んでいく。
よくいえば時間は緊張感でもあるのだが、時には押しつぶされそうになることもある。
イメージ 1「オオカミ男伝説」をでっち上げたいと当時フィンランド北極圏からノルウェーに入った辺りの地図を改めてネットで調べていたのだが、現在はGoogleマップでも見ることができ生々しくよみがえる。
もう通る車もなく郵便バスで国境を超えたおもう。
通ったルートは地図を見れば明らか、1969年12月(日付は忘れた)北極圏最北端ぎりぎりのハンメルフェストの小さな街に来たのだった。もう少し上にノースカップがあるが、冬場は船がでない。
ハンメルフェストの映像を上空から見る。船着場だけが記憶に残っている。朝、自転車の少年たちと写真を撮った。
ポリスマンがパトカーが案内してくれたユースホステルは・・・?
夜、人気もない街にネオンが・・、その地下からミュージックが聞こえてたが、人の出入りもない。入ろうか入るまいかの思案橋。怪しげ過ぎて、あきらめた。
翌日は大衆食堂で「あれと同じをください」と魚の白身を四角にした調理された魚を食い、町の青少年たちと写真を撮ったり絵を描いたりしたよな。なんの予備知識も、予定も計画もない行き当たりばったりの旅。
等々おもいだすとその写真の町に降りて行きもっと詳しく見たいと・・。
ハンメルフェストにもう一度行きたい。
なんであろうと「もうやめた」なんてありえない。
ネバーギブアップじゃなくて、投げなけりゃイイ・・。
夢、あこがれ、永遠に未知との遭遇だね。