服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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歯医者さん

気にはなっていたが、いよいようづき出したので、歯医者さんにいく。
先生作のミニチュア折り紙金魚が飾ってあり、涼を呼ぶ。
ちくちくと虫歯のまわりに麻酔注射をされ、ギューン、ガリガリとドリルがうなる。「ちょっと痛いですよ・・」神経に触る。我慢。
終わったら、まずタバコを吸おうか、ラーメンたべようかなどと考えている。今日は磁場の集まりだった。榮の国まつりのお好み焼きもあった、などとS/Mの微痛はまな板の鯉。三島「鏡子の家」の序章が浮かぶ。
30分ぐらいギュンギュンガリガリガ続いたと感じたが、終わって時計を見たら20分であた。
「今から治療のはじまりですから、週に2,3回は来てください・・」。
残念、一回では終わらなかった。
表へ出ると、外はまばゆい。無防備に白く広く明るい。
うーんマンダム。
ニヒリズムの黒い影が自転車をこぎ出す。