服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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ミュシャ展

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朝8時過ぎに大和から高速に乗った。
Sさん運転の車に二人が同乗して北九州市立美術館へと向かった。
ボクと違いSさんは安全運転。
まだまだ暑い。陽が車中に差し込む。
高速道の山中はどこまでも似たような風景。
おしゃべりも延々と出来るものではない。
Nさんは後部席でおねんね。
昼、八幡に着き、市内を通って山の手へ入ると中腹に磯崎新設計の北九州市立美術館が見えてきた。
30年前、今は無き某美術賞展の出品に来たとき以来である。
市立美術館のハシリであり、磯崎新設計だけに注目を浴びていたが、交通の不便さなのか、30年ぶりということになる。
アルフォンス・ミュシャ展」が明日までということで、はせ参じた。
チケットを買って入場すると行列である。先回りして空いたところから見るて逆戻りする。照明が落としてあり、眼鏡も忘れたので小さい作品の細部が見えない。ということで印刷物を見ているようでもあった。
大半は堺市のコレクションであるが、チェコの美術館などの作品もあった。
それでもボクが探している水彩画はここにはなかった。
入念な下絵を作ってから制作にかかっているところから考えるとボクが探している(以前テレビで見た)水彩画もボクの勘違いのような気がしてきた。
完成作品の完璧さよりは下絵の方が断然現代的。
場内でカメラはダメだから、ソファーに座りチラシの余白にスケッチしていた。見たような見ないような・・、それでも駆けつけていなければ、心残りにもなったろうから・・。
館内にあったロダンブールデルの彫刻はイイ。
野外におかれていたフランク・ステラの巨大廃鉄のオブジェ・「八幡ワークス」は八幡製鉄所なきあとの皮肉なモニュメントにも見えるが、今も美術館から見える製鉄所そのものの内部を見たいと思ったのだが・・。見学させてもらえるのかな?


夜は、ストリートギャラリーの会合。
その後、あかちょうちんへ。映画の話で盛り上がる。