服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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草茫々通信

Y女史にいただいたY女史主宰の『「草茫々通信」創刊号、三好十郎「峯の雪」特集』を呼んだ。書き手はたくさんだが、16ページなだけに、直ぐに読めた。
文筆家の先生ばかりであるが、軽く書いてある。
「峯の雪」は読んだことないが、読まなくても皆さんの文章からなんとなく判ったような気になる。
双子のお母さんになったばかりの古賀悦っちゃんは、赤ちゃんの爪をダイヤモンドにたとえ「ホントに美しいもの」と「峯の雪」を透き通るように讃えステキだった。
御当地で文学にいそしむ人たちは秘かに多いのである。
いつのまにかほとんど本を読まなくなっていた。
昨年より金達寿著「日本の中の朝鮮文化史」にはまり」掛け持ちであまり興味もなかった司馬さんの「坂の上の雲」に続いて「竜馬伝」を5巻まで読んだところで、作り話はどうでもよくなり、ほったらかして「1Q48]をぱらぱらとめくっていたが、今は古いパソコンのキーボードの上に3冊が積まれたまま・・。
「真空地帯」を皮切りに競って一日に何冊読めるかとやってた20歳のころが、なつかしくも。
でも。読みたいとおもう本がそばにあるのは安心である。
たまたま点けたテレビが「河童のクゥと夏休み」。
絵が上手いので惹き込まれたが、ファンタジーもまた文学の味わい。