服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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レンブラント

街灯やエスカレーターが止まり、夜景も少し暗く感じるが、交通機関は正常で、いつもの東京に戻っている。
上野の西洋美術館の「レンブラント展」を見る。
レンブラントのもう一つの顔、銅版画家としての作品てんである。
様々な本の挿絵に使われたのであろう小さな作品群であるだけに接近しなければならないが、大勢の人の流れに合わしていると日が暮れてしまいそうで、隙間を狙ってランダムに見て行く。
ある意味あきらめるしかない。
数点でいいから手にとって見られるようにすべきであると思う。
同じような作品、すべてを見る必要はないのである。
大量に印刷できる版画という技法が当時の画家たちには魅力であったのだろう。
急ぎ足でも40分を要した。