服部大次郎の日々雑感2024⇦2006

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中尊寺

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山形駅の反対側に位置する山形城のある霞城(かじょう)公園に行かなかったのは心残り。
仙山線で仙台にもどり盛岡に向かうが、平泉で途中下車。
新幹線やまびこ55号で一関、そして東北本線で平泉まで。
乗ってるお客も少なけりゃ降りるお客も少ない。小さな駅だが新しく、古風さを残したお店ががんばってはいるようだけど、何せ観光客ぱらぱら。
多くはマイカーや貸切観光バスで来るのだろう。
巡回バスに乗って史跡を巡るがだれも降りない。
出発して10分、バスは中尊寺バス停に着く。
傍の駐車場にはデラックス観光バス何台も停まっている。
レストランも人で埋まっている。
実際、駅をかいせずバスや車で直接入って来るようだ。
道路からいきなり中尊寺へ向かう山の階段を上り、山道をまだかまだかと歩き続ける。
上からもぞろぞろと降りて来る。
山道は堪える。普段からの運動不足が響く。
15分ぐらい歩くと写真などで見慣れた風景があらわれて、中尊寺、そして、金色堂に辿りつくのであるが、その人の多さに唖然。
これでいいのか?とどこかで覚めてしまった。
金色堂中尊寺も見たような見なかったような。
何体もの金色の仏像が配置されている金色堂の空間は正に宇宙である。
突き詰めるところは宇宙というものの、もっと近くで見せて欲しい。
美術的にもあの空間を普通に子供心に見せるべき。
しかし、藤原氏三代ゆかりの寺としての往時は偲ぶ要素は山中の随所にある。
だいたい中尊寺に来るなど考えもしたことないんだから・・。