2012-02-07 成瀬巳喜男の「おかあさん」 日々雑感 #練習用 「おかあさん」 成瀬巳喜男監督 1952年制作を見る。次々と身内が亡くなって行くが、題名とは違うくらいにあっけらかんと明るい。湿っぽさを強調しない成瀬作品は娯楽性も高く、戦後の暗い時代にあっても、日々たんたんと暮らす人々を活き活きと描き出す。18歳の長女役をした香川京子さんが暗さを秘めながらもからっと天使のように美しく、この映画の骨格になっている。