百舌鳥の古墳
月曜日。美術館などはお休みの日。
大坂から40分。堺市の百舌鳥(もず)にいく。
百舌鳥駅の前が仁徳天皇陵古墳。
日本史の教科書などでよく見た俯瞰写真の前方後円墳であるが、そばからは全体像はとても見えない。広大な森である。
三重の堀に囲まれた古墳であると言うことでも中へは入れない。
外郭から森の中をイメージするしかない。外周は徒歩で1時間もかかる。のでそれは止めた。
ボランティアのおじさん(ボクと同じくらい)がいろいろと説明をしてくれ判りやすかった。
おじさんは発掘当時の吉野ヶ里にも来ており、「すばらしいすごかった」を連発。「邪馬台国は吉野ヶ里だ」と当時は思っていたと。
考古学に興味があり筑後川沿いを見て歩いたとも・・。
仁徳天皇陵古墳の前で意外にも吉野ヶ里で話が盛り上がってしまった。
そうやってぐるっとつながっているということでもあろう。
それにしても見学者が少ない。
昼、二人ずれの若い女性とボクしかいない。
広い駐車場に立派な案内所もあるのに・・たまたまなのか、客が来ない。
道路を挟んで反対側にこれまたうつくしく広大な大仙公園がある。
地元の大人や子供がくつろいでいる。
子供たちは池で鮒釣り、大人はベンチで昼寝や将棋。
汗びっしょりになり、おばさん一人でやってる茶店でかき氷をいただく。
うーん、涼しいね。